
ツィンギー・アンド・パラダイスは、獣医師が長い臨床経験の中で「飼い主がペットのために何を求めているか」
「ペットにとっての理想郷は何か」を模索し続けた結果たどりついた、医療・美容・健康・娯楽すべてのニーズに応えられる設備がそろったペット総合施設です。
ペットの健康に関する正しい知識をご提供する各種セミナーやイベントも積極的に開催しています。これらを通して、同じペットを愛する方同士のコミュニティ作りにもぜひお役立ていただきたいと思います。
皮膚のトラブルには様々なパターンがあります。医学的な分類より、もう少し一般的な目線で分かりやすく分類すると以下のようになります。
| 健康な状態 | 明らかな病変は見当たらないものの、部分的あるいは全身的に脂っぽく、独特な臭気を伴う | 明らかな病変は見当たらないものの、部分的あるいは全身的に乾燥肌で、フケが多く、毛艶がない | 明らかに皮膚病と見られる病変がある(湿疹・痂皮・細菌感染・真菌感染・ノミアレルギー・皮膚の肥厚と掻痒など) |
犬猫の皮膚・被毛は、私たちにとっての肌のみならず、衣服そのもの。これが、ツィンギー・アンド・パラダイスがペットの健康を皮膚・被毛から考える所以です。犬猫の皮膚の構造を熟知するツィンギー・アンド・パラダイスのトリマーは、皮膚・被毛の傷み度合いに応じてシャンプーを決めています。
⇒健康な皮膚・被毛の場合も、アメリカの獣医師が監修したDechra社製品を使います(洗浄成分や芳香成分をほとんど含まない「DermaLyte Shampoo」)
⇒トリマーの経験上、敏感肌や乾燥肌を思わせる徴候があれば、「DermaAlley Shampoo」を使います。
⇒カビが疑わしい場合は、「MalAcetic Shampoo」を使います。
⇒明らかな病変が存在する場合は、獣医師の指示を仰ぎ、飼い主さんと相談のうえでシャンプーを決めます。カットについても、獣医師が治療を優先するのが妥当であると判断した場合は、飼い主さんとさらに相談して方向性を決めます。
皮膚・被毛のケアでもっとも重要なポイントは「皮脂膜の維持」。もともと、皮脂膜は「構造物」ではなく、目の角膜表面にできる膜や歯の表面にできる膜と同じように、生理的に必要な膜です。この皮脂膜が、皮膚のバリア機能の最前線であることは言うまでもありません。つまり、この最前線をいかに維持できるかで皮膚の健康状態が決まってくるのです。
そして、もうひとつの重要なポイントが「乾燥」です。通常、私たちが使う洗浄成分を含まないシャンプーでも、シャンプー後は十分に洗い流すことが大切です。その後、十分に乾燥させないと菌が繁殖したり、かゆみが出たりします。しかし、力任せに乾かすと、かえって皮膚を傷める結果になってしまいます。そこで、決め手になるのが毛の根元を乾かす作業。これは、トリマーの技術の見せどころです。
